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9月24日(土) 生きる誇りへの挑戦。〜南高愛隣会での実践〜 講師 : 松村 真美 氏

更新日:2022年12月21日

9月24日(土)には、長崎県諫早市に法人本部をおく社会福祉法人 南高愛隣会の松村真美常務理事にお越しいただきました。23日は長崎新幹線の開業初日での来福。しかも諫早市ではアールブリュット·フェスティバル2022(9.23~9.25)開催の真っ最中。初日の慌ただしさから飛び出してきていただき、講演終了と同時に戻っていかれました。そのパワフルさはさすがです。

新幹線については、それぞれの駅での盛り上がりはすごかったですよぉ··!。でも乗り継ぎは手間だし、特急はなくなるし時間も短縮はされないし··とチクリ。

 講演冒頭は、幼き日の一つ上のお兄様との写真、「これが私の原点です。」お兄様には知的障害があり、その関りの中で自然に社会福祉を専攻し、今、お兄様も長崎のグループホームでお暮らしとか··。

笑顔の中に、実践者としての厳しさもチラリ。くらす·はたらくを支える、「豊かさ」の追求、「愛する」人との生活の応援(結婚推進室 「ぶ~け」)··、「あったらいいなぁ、こんな支援」の実践の数々··。制度=最低限、その上にどんなことを上乗せできるか‥。愛隣会の実践から、制度化に至った事業もたくさんあります。

アンケートでも、「意思を伝えられない人の意思決定支援の難しさを感じていましたが、周りの人が正しい知識を持って働きかけをすることで、意思を引き出し、本人が幸せと感じられる人生を送ることができるとわかりました。」、「障害がある人たちが地域でどう過ごすか、活躍できるかを考える立場としてもとても勉強になりました。地域の人から同じ地域の人へと、障害の理解や、「障害のある人」ではなく「地域の人」として広がっていくように微力ながら働きかけていきたいと思います。」、「とても感動的な講演に接し、私自身が解放されました。ありがたい一日でした。」、「愛する人を見つけること、本当に幸せなんだと心暖かくなった講演でした。」··

 久しぶりに、瑞宝太鼓が聞きたくなりました。



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